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2008年11月06日

GOODMANS AXIOM80 その6

アキシオム80が我が家に来てから半年余りとはいっても身辺慌しく、せいぜい月に数回しか聴く時間がとれませんでした。手持ちの300Bシングル、デジタルアンプなどつないで楽しんでいます。

どんな音か文章で表現するのは難しい。特にアキシオム80のような個性的なSPは、例えばこのSPに似ていると言い難いのです。同じ英国のビンテージタンノイと違うしBBCモニター系とも異なります。最近のハイエンドシステムとは勿論似ても似つきません。

非常に大雑把で異論もあるでしょうが、一般にビンテージタンノイはホーンによる魅惑的な中高域と箱鳴りを巧みに行かした音作り。あえて言えば我が家のアキシオムはこれから箱鳴りを取って中低域をスリムにして、高域に透明感を際立たせた音というところでしょうか。箱が大きいわりにはサウンドステージがクリアに聞こえます。とはいえBBCLS3/5aと直接比較すると音場に関する情報は劣ります。

フルレンジのためネットワークが無く、能率も高いので立ち上がりの反応が良く過渡特性も有利であるからか、音楽の躍動感と実在感は優れていると思います。高域のダブルコーンはひずみだらけのはずなのに、ありえないほど透明感を感じるのはマジカルとしか思えません。

少し視点を変えて表現するなら、例えば極上のワインを飲んだり、最高の料理を味わった時(私はめったにありません)、五感が刺激され言葉に出せないほどの幸福感や満足感が湧き出します。アキシオム80でバロックや小編成の弦楽曲を聞いたときの感じはこれに近いです。原音に忠実とかではなく、生きてこんな魅力的な音and音楽を聴けてよかったと言うか。陶酔感というか。麻薬的な音と表現されることに納得です。

贔屓目にいいことばかり書いてしまいました。これは個人的感想ということでご容赦願います。欠点もあげればきりがありません。なんだかんだ言っても個性的表現をするスピーカーなので、この音が鼻につくという方も少なからずおられるでしょう。あまりにデリケートな造りで安心して大音量に出来ない。低音のパンチが無い。大編成曲の重厚な響きは苦手。ポップスは合わない。メンテナンスの不安などなど。

けれど現在のどのスピーカーとも似ていない構造、音楽表現はオンリーワンの存在と言うしかありません。絶滅寸前の動物を飼っているようで大事にせねばと思います。この個性的なスピーカーがいずれ忘れ去られてしまうのは惜しい。何とか復刻できないものでしょうか。
posted by Wシュナボス at 15:22 | Comment(3) | TrackBack(0) | オーディオ エコノミークラス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは、コメントありがとうございました。

LSに続いて、伝説のアオキシムまで手に入れられたのですか。

>生きてこんな魅力的な音and音楽を聴けてよかった
これは、至福の表現ですね〜。
おめでとうございますというしかありません。(*^-^*)

今日の製品には、こういう趣味性が薄れて、
技術的成果の喧伝のような印象があるのが残念です。
Posted by たっちん at 2009年08月17日 22:18
昔、ヘッドホンのSTAX SR-XmkIIIと類比してある記事がありました。Goodmansくらいのコストで立ち上がりがよく繊細で透明な音を出せるのは他にはイヤースピーカだけだと。ぼくも一つ持っており、Goodmansはこんな音なのかと空想しています。
Posted by gkrsnama at 2009年10月08日 01:23
gkrnama さん

コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、スタックスを彷彿とさせるところがあります。
最近のではalpair5がいい線いってますね。
Posted by グッドマン at 2009年10月08日 20:53
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